坂道抵抗の調節方法について
| ● 坂道発進について |
坂道発進の際、フロントギヤ39丁 リヤギヤ23丁でクランクの長さ165mm又タイヤ径70cmの自転車を 勾配30%の坂を登るために必要な力は約21kgfの力でペダルを踏めばよいことになります。 一方人間の足でペダルを漕ぐと360°まんべんなく均等に回転力を与えるのは不可能と言えます。 地面とクランクが平行な状態にある場合は、ペダルに体重をかければそのまま回転力として 伝わりますが、逆に地面とクランクが垂直な状態にある場合は、そのままペダルに体重をかけても クランクの回転力としては伝わらないことになります。 いわゆる上死点(アッパーデッドポイント)、下死点(ロアーデッドポイント)と呼ばれる位置です。 でも人間の足はよく出来たものでそのデッドポイントでもペダルに回転力を与えることは出来ます。 しかしその力はまっすぐに踏む場合と水平に漕ぐ場合とでかなり差があります。 (ペダリングの技術や力の差によって生じます。) まっすぐに踏めば自分の体重をペダルに伝えるのはいとも簡単です。 でも水平に力を伝えるのはかなり難しく、15kgf伝えるのも結構大変です。 だから一般に30%の勾配の坂を登るのにクランクが水平時に21kgf以上に近い力で踏み、 慣性力として移動体に蓄え、クランクが垂直な時にその蓄えた力を放出することにより、 水平方向に伝える力の不足分を補ってペダルを回転させるといった状態になっていると考えられます。 だから30%勾配の坂でも結構ペダルは重たく感じるのです。(約21kgf) だから弊社のプロフェッショナル21では坂道負荷設定のダイヤルを0〜35kgf間に設定しているのですが、 35kgfと言えば軽く回せそうに思いますが、実際にクランクを回すと結構重たいのです。 しかしよりパワーのある人のため、0〜55kgf(45%勾配)といった重たいめの設定のものも 製作するようにしています。この他必要とあらば可能な限りご要望にお答えし、 特注に応じる考えでございますのでご相談下さいませ。 ちなみに35kgfの力は、ロードレーサー ローギアで約50°トップギアで約18° 競輪用自転車 50丁/15丁で25°の坂を登る力に匹敵します。 (タイヤがスリップしないものと仮定すると) |
| ● 坂道抵抗の調節方法について |
![]() 写真のように本体左側前部にあるツマミを右に回すと軽くなり、左に回すと重くなります。 4回転左に回すと0〜max迄変化します。(下図参照。) ![]() ●低速用(坂道発進)負荷曲線 ![]() |